LaserWorks V6
RDシリーズ用
制御ソフトウェア

製品仕様
RSD-SUNMAX-LT-ST908には、制御用ソフトウェアとして 「LaserWorksV6」 が付属します。
「LaserWorksV6」は Windows 7・10・11に対応 しています。
基本的な使用方法は、デザインソフトやCADソフトで作成したデータをLaserWorksV6に読み込み、レーザー加工を行うというものです。
また、LaserWorksV6自体にも簡易的な作図機能を備えており、外部ソフトで作成したデータの編集や、LaserWorksV6単体でのデザイン作成も可能です。
4種類の制御モード を搭載し、用途に合わせた最適な制御が行えます。さらに、ひとつのデータ内で複数の制御モードを組み合わせることも可能です。
ゴム印作成などショルダー加工が必要な彫刻では、「傾斜彫刻モード」 を使用することで、一度のスキャニングで適切な傾斜をつけられます。
また、カラー写真などの画像ファイルを読み込んだ場合は、レーザー加工に適した モノクロ二値化・アミ化 が可能です。さらに、階調付きモノクロ画像を使用すれば、濃淡に応じてレーザー出力を可変し、部分ごとに彫刻の深さを変えることができます。
加えて、レイヤー単位での制御だけでなく、加工内容に応じて自動で加工順序を最適化する機能も搭載しています。
インターフェースは 日本語をはじめ英語、中国語に対応 しております。
主な特徴
複数のファイル形式の読み込みに対応
切断、彫刻が可能なフォーマット
*.plt、*.ai (日本語Illustrator 3)、*.dxf、*.dst
彫刻が可能な画像フォーマット
*.dsb、*.pnt、*.2pnt、*.bmp、*.gif、*.jpg、*.jpeg、*.jpe、*.jfif、*.png、*.mng、*.ico、*.cur、
*.tif、*.tiff、*.tga、*.pcx、*.wbmp、*.wmf、*.emf、*.jbg、*.j2c、*.jpc、*.pgx、*.ras、
*.pnm、*.pgm、*.ppm、*.ska、*.raw
多彩なレーザー加工機の制御モード
・切断 ・彫刻(傾斜彫刻も可能) ・ホール
注意点
- RSD-SUNMAX-QSシリーズ、およびRSD-SUNMAX-GSシリーズの制御用ソフトLaserCut5.Xで作成されたデータとの互換性はありません。
- RSD-SUNMAX-LTシリーズ、RSD-SUNMAX-RSシリーズの制御用ソフトLaserCut6.1Jで作成されたデータとの互換性はありません。
- RSD-SUNMAX-RDシリーズおよびLT1390-RD用の制御用ソフトLaserWorkV6で作成されたデータとは互換性がありません。
- またRSD-SUNMAX-LT6040-ST908でRDWorksV8を使用することはできません。
- LaserWorksV6には編集機能が実装されていますが、基本は他のデザイン用ソフトウェアでデータを作成し、LaserWorksV6で制御を行う、ということになります。
- dxf形式のファイルで書き出し可能なソフトウェアを推奨いたします。
- 他社製デザイン用ソフトウェアの使用方法等のお問い合せに関しましては、弊社では対応いたしかねます。
LaserWorksV6 の対応PC
Windows 7、8、8.1、10、11 が稼働するPC
LinuxやMac等の仮想化アプリケーション上で動作するWindowsにインストールした場合の動作につきましては、非対応となります。
更新の注意
LaserWorkV6を更新する場合は、下記の点に注意してください。
- LaserWorkV6のメニューの「設定」の項目については引き継げません。初期化されます。
- 更新ではなく削除する場合は、LaserWorkV6ユーザーマニュアルの「LaserWorkのアンインストール」を参照してください。
更新手順
- C:\CNCLaser フォルダを削除してください。
- ダウンロードしたセットアップファイルを実行してください。手順は、LaserWorkV6ユーザーマニュアルの「LaserWorkのインストール」を参照してください。
- レーザー加工機と接続を行ってください。手順は、LaserWorkV6ユーザーマニュアルの「インストール後のレーザー加工機との接続」を参照してください。
※ 更新後、彫刻した場合に線が二重になるときはバックラッシュの設定を行ってください。バックラッシュ補正については、「LaserWorkV6 操作マニュアル」の「バックラッシュ補正」項を参照してください。